Rosso

音楽聴いて想像して書く暇つぶし。 あくまであたしのイメージのお話。

キラキラ!


「さようなら」もうこれで当分会わない。
どんどん遠くなっていくあの人を眺めていた。
もう帰ろう、1人歩き出しふと空を見上げると光る飛行機のライトが綺麗だ。あぁ、さよならする前に見たかった、一緒に最後に見たかったなぁなんてチクリ。あたしの心に刺さる、イタイなぁ。

何をしてても楽しそうで輝いてるあの人が好きだった。いや、今も。
どんな時も自分の思ったことを曲げない姿がカッコよかった。
でもそれが、そのかっこよさが引き金だった。
優しささえもナイフみたいで、自分を曲げれないが故にこうなったって。あたしを傷つけまいと言ってたことのウソもホントは気づいてたんだよ。もうあたしを見ていないのなんてわかってた。
だって知ってるんだもの。何かに夢中になった時、惚れこんだ時のあの人のこと。
なんだかんだでいつもその姿を目で追ってたんだなぁ…今更気づいて笑ながら涙が出る。

いつかそのうちまた逢えたら、その時はあたしももっと輝いていたいな。
大好きだったあの人に負けないくらい。どんなことがあっても。
そしてあの人にも輝いていて欲しいな。いつか笑って会えるその日まで。
ずっとキラキラ輝いていてね。なんて届かない想いを胸に留めて歩く夜道。
今日だけは泣いちゃうけれど、明日からは輝けるように、大好きな曲を口ずさんで帰ろう。
明日からはハレルヤ!エブリデイ